医療用ソフトウェア、データベース開発

患者画像管理

GraphicRenamer

患者さんのデジカメ写真ファイルや保険証・検査データ・紹介状の返事を取り込んだPDFファイル、それに内視鏡画像、手軽に管理できたら便利ですよね。
電子カルテで管理する方法もありますが、ご自分で管理されたい先生方もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで本ソフトウェアを作成しました。
詳しい開発の経緯はこちら

概要

本ソフトでは、指定フォルダに患者さんのID名のフォルダを作成し、その中にJPEGファイル、PDFファイルを分かりやすく格納します。
オリンパス社製、フジフイルム社製の内視鏡プロセッサーの画像ファイルにも対応しています。
動作テスト済みの内視鏡システムのリストはこちら

また、格納されたファイルの閲覧も簡単にできるようになっています。
簡易印刷機能も搭載しています。
 
弊社所見入力システム(Findings Editor)やORCAと連携し、患者情報を確認しながら画像管理作業をすることができます。
 
なお、日本語以外の環境では自動的に英語表示に切り替わります。

動作環境

Windows 7、8.1、10での動作を確認しています。

・動作に必要なソフトウェア
PDF閲覧用ソフト(Adobe Readerなど)、.NET Framework 4.5.2以降(入手方法)が必要です。
PDF閲覧ソフトはPDFファイルに関連付けられている必要があります。
(通常はインストールすれば自動的に関連付けられるはずです。)

インストール方法

適当なフォルダに解凍してください。
レジストリは一切変更しません。

使用方法

・起動方法
GraphicRenamer.exeをダブルクリックするとファイル移動ソフトが起動します。
PtGraViewer.exeをダブルクリックするとファイル閲覧ソフトが起動します。
ショートカットをデスクトップに置くなどしてご利用ください。

・フォルダの指定方法
メニューから設定→設定をクリックするとフォルダの設定ウィンドウが表示されますので、保存先のフォルダを指定してください。

・所見入力システム(FindingsEditor)のデータベースの利用法
すでに所見入力システム(FindingsEditor)を利用されていれば、当ソフト上でIDから名前を検索して自動表示させることができます。
GraphicRenamer.exeを起動して、メニューで設定をクリックし、データベースの設定をしてください。

・使い方
本ソフトには、GraphicRenamer.exeというファイル移動ソフトと、PtGraViewer.exeというファイル閲覧ソフトが同梱されています。

▽GraphicRenamer.exe(ファイル移動ソフト)の使い方

▽PtGraViewer.exe(閲覧ソフト)の使い方

アンインストール方法

フォルダごと削除してください。
その他の操作は必要ありません。

制限事項

連番は001~999までとなっています。

FAT32でフォーマットされたドライブを利用される場合は、65534名までしか患者さんのファイルを登録できません。
NTFSでフォーマットされたドライブのご利用をお勧めいたします。
NTFSであれば特に制限はないことになっています。

JPEGファイルとPDFファイルが混在した複数のファイルのドラッグアンドドロップには対応しておりません。

現在のところ、対応の確認が取れている内視鏡システムはこちらのみです。

ダウンロード

「患者画像管理」のダウンロードはこちら(ベクターに飛びます)
「患者画像管理」のダウンロードはこちら(www.madeinclinic.jp内)

Chromeで下側のダウンロードのリンクをクリックすると、ダウンロード数が少ないため警告が出ます。
(ウイルスなど、不利益をおこすものが混入しているわけではありません。)
「継続」を選択することでダウンロード可能です。

実績

ヒラハタクリニックですでに数年利用しており、2万以上のフォルダ、50万個近いファイル、計114GBを管理・閲覧していますが、特に問題なく、軽快に動作しています。

コマンドラインオプション

PtGraViewerはコマンドラインオプションが利用できます。
/pt: 患者ID指定。
/date: 検査日指定。日付は8文字で入力してください。(例:20150506)

履歴

2018/08/16 Ver. 1.19.0 患者IDの桁数を指定できるようにした。(プラグイン利用時、動作が早くなりました。)
細かいバグ修正。
2018/08/15 Ver. 1.18.0 ORCAプラグイン使用時、GraphicRenamer.exeで名前から患者IDが検索できるようにした。
(ORCAプラグイン Ver.0.3以上必須)
2017/07/17 Ver. 1.17.0 細かいバグの修正。
Npgsqlライブラリをバージョンアップ。
本バージョンからWindows XPでは動作しなくなりました。
2016/02/28 Ver. 1.16.6 内視鏡画像移動時、カレンダーで設定した日付が反映されるよう修正。
2016/02/21 Ver. 1.16.5 フォルダ内に対応していない形式の3文字拡張子のファイルがあった際のPtGraViewerの挙動を修正。
2016/02/20 Ver. 1.16.4 PtGraViewerにアイコン設定。
コマンドラインで患者IDを指定してPtGraViewerを立ち上げた際、患者名が表示されるようにした。
2016/02/14 Ver. 1.16.3 オリンパス社の内視鏡画像処理時の機能改善。
2015/10/15 Ver. 1.16.2 PtGraViewerで、ESCキーを押すとID欄がクリアされるようにした。GraphicRenamerにID消去用ボタン配置。
2015/10/15 Ver. 1.16.1 プラグイン使用時のバグ修正。患者フォルダがなかったときの挙動変更。
2015/09/30 Ver. 1.16 プラグインに対応し、ORCAなど、所見入力システム(FindingsEditor)のデータベース以外のシステムから患者情報を読み込めるようにした。
2015/06/20 Ver. 1.14 内視鏡画像取り込み時、IDを変更するとフォルダ内の画像のファイル名に反映されないバグを修正。
2015/06/17 Ver. 1.13 ・空のフォルダを自動で削除するようにした。
・内視鏡画像ファイルの移動中に進捗を表示するようにした。
・フジフィルム社の画像で検査が終わっていないものをスキップするように変更。
2015/05/24 Ver. 1.12 オリンパス社様の内視鏡画像に対応。細かい使い勝手の修正
2015/05/19 Ver. 1.11 細かい使い勝手の修正
2015/05/18 Ver. 1.10 ・所見入力システム(FindingsEditor)のデータベースを利用して、患者名を表示できるようにした。
・そのほか、細かい修正。
2015/05/06 Ver. 1.07 PtGraViewerにコマンドラインオプション追加。
2015/01/21 Ver. 1.06 PtGraViewerで画像読み込み時にメッセージを表示するようにした。
2015/01/07 Ver. 1.05 Graphic Renamerの設定フォーム、内視鏡フォームの細かい使い勝手向上
2014/11/28 Ver. 1.04 Graphic Renamerの設定フォーム、内視鏡フォームをタスクバーに表示しないよう設定変更。
2014/11/21 Ver. 1.03 複数のPDFファイルをGraphic Renamerで処理した時のバグ修正。Graphic Renamerサイズ変更。
2014/09/08 Ver. 1.02 VP-4400対応。Graphic Renamerのサイズ少しだけ変更。
2014/03/10 Ver. 1.01 細かい使い勝手の向上
2014/02/12 Ver. 1.00 公開開始。

「患者画像管理」へのコメント、ご質問、ご要望などはこちらへ

≪著作権および免責事項≫
 本ソフトはフリーソフトです。
自由に使用していただいて構いませんが、著作権は株式会社メイドインクリニックが保有しています。
なお、このソフトウェアを使用したことによって生じたすべての障害・損害・不具合等に関し、当社は一切の責任を負いません。

PDF閲覧ソフト、.NET Framework 4.0を電子カルテ端末などにインストールされた場合、既存のソフトの動作に支障がないとも言い切れません。
したがいまして、電子カルテ端末へのインストールは推奨いたしません。
インストールが可能かどうかは、各カルテメーカーにお問い合わせください。
また、これらのソフトウェアを使用したことによって生じたすべての障害・損害・不具合等に関し、当社は一切の責任を負いません。

お気軽にお問い合わせください TEL 03-6419-7056 受付時間 9:00 - 18:00 [ 土・日・祝日除く ]

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
PAGETOP
Copyright © 株式会社メイドインクリニック All Rights Reserved.